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【2018年ラオス訪問記 DAY6】

今日はDAY4でご紹介した『ナンラー』にお願いをして、コーヒーチェリーの収穫を手伝わせていただきました。

 

 

農家の朝は早く、午前7時にお宅へ集合。

 

まずはお昼ご飯の準備からですね。

 

ちなみに早朝の気温は12℃です。

 

 

標高が高いだけありますね。(猫も寒そう)

 

農園までは軍用車のような武骨な車で細く非常に荒れた路面を通り、

途中物凄い穴に跳ね飛ばされながら進んでいきました。

道の途中、周り見るとどこもコーヒー農園ばかり。

この地が本当にコーヒー栽培が盛んなことがうかがえました。

 

そして到着した場所は緑が生い茂る林のようなところで、

 

そこにはおよそ4~5mはあるロブスタ種のコーヒーの木が無数に育っていました。

既にアラビカ種の収穫は終わってしまい、

 

今回はロブスタ種という品種の収穫です。

 

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ロブスタ種とは、

病気に強く、栽培しやすく、収量が多い品種ですが、

味自体は、間の抜けた味わいと、癖のある風味があります。

主に缶コーヒーやインスタントコーヒー、

 

ブレンドコーヒーのカサ増しなんかに使われるタイプの豆です。

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アラビカ種と比較すると、取引価格も安いので、

 

大体のチェリーが赤く熟したタイミングで、

 

未熟な緑や黄のチェリーも含めて全て収穫してしまいます。

 

アラビカ種の場合、

赤く熟したチェリーのみを収穫し、

一つの畑に対して3回収穫します。

 

 

 

 

 

 

これを収穫し始めたわけですが、なんせ高い場所にあるため一苦労。

 

先端がくの字になった長い木の棒をうまく使い枝を倒して収穫するのですが、

この枝が硬かったり、無理に曲げたり間違った方向に倒すと枝が折れてしまうので、

非常に難しさを感じました。

また、収穫もスピードが命。

早い人だと1日で60㎏ほどは収穫するそうですが、私たちは到底及びませんでした。

 

この日はナンラーさんもご一緒に作業していたのですが、やはり本職の方はどの木をどのように倒すかの決断が非常に早く、また収穫もとても速い。且つ獲った際に実を落とさず確実に収穫していく姿には、若干23歳にして長年農家をされている凄みも感じさせられました。

 

そして途中お昼ご飯を食べながらおよそ16時まで作業した後、ナンラーさんのお宅でDAY4に来た際見せて頂いてたカトゥアイ種のコーヒー豆が気になりもう一度見せて頂きました。

なかなかこの品種をラオスで育てている方は少なく非常に興味があった為、今回この豆を購入することに致しました。

是非楽しみにしててもらえればと思います。

 

また最後にナンラーさんのご両親がサプライズで、日本でいう無病息災を祈るような儀式を行ってくださいました。

本当にありがとうございました。